お知らせ

ACPFメールマガジン №6 2021年4月

 

皆さまへ

 

2021年(令和3年)4月25日、東京・大阪・京都・兵庫の4都府県対象ではありますが、3度目の緊急事態宣言が発出されました。

今回は、ひとまず5月11日までとなっていますが、新型コロナの変異株が次々と登場し、ワクチン接種も一気には進まず、

未だに予断を許さない状況が続いております。

 

今回の感染拡大前ではりますが、2021年3月7日から12日まで、第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)が

オンライン参加との併用により開催できたのは、ある意味で幸運でもあり、関係者の努力が何とか実ったことになり、

国連NGOの一員として関与できて、安堵しているところです。

 

京都コングレスの報告については、五月雨ではありますが、ACPFのウェブサイト上に順次公開しており、

会員とその関係者の方々には、メールでもお知らせしているところです。

ACPF事務局は、京都コングレスへの準備と事後の資料・情報の整理、寄せられた感想などを取りまとめて、

公開する作業を進めておりますが、しばらく日時を要するため、ここで、現時点まで寄せられた

感想や体験談をご紹介することにしました(後記【3.京都コングレスの感想】をご覧ください)。

 

さて、法分野における国際関係への貢献という意味で、故敷田稔氏のほかにもう一人忘れられない方がおられます。

元検事総長の原田明夫氏です。

氏はACPFやUNAFEIの活動にいつも理解を示してくださいました。

氏は2017年4月6日に他界されており、この4月は5回忌となります。この度、ACPFの堤哲評議員を通じまして、

原田氏と生前交流のあった樋野興夫新渡戸稲造記念センター長から、原田氏を偲んで貴重な寄稿をいただきました。

国際社会における日本(人)の役割を考え直す機会になれば幸いです。

 

また、偶然にも元検事総長つながりになりますが、大野恒太郎ACPF評議員の「企業と司法取引」について、

本メルマガ第2号(2020年6月)でご紹介しましたが、このたび英訳版が完成しましたので、そのご紹介も致します。

 

そして、京都コングレス参加者から寄せられた感想をご紹介して、法律情報アップデイトと編集後記はお休みしてお届けします。

 

なお、本メールの内容の転載・複写は、出典を明示してくだされば当財団の承諾は不要です。

 

 


 

【 1.巻頭言 Prefatory Note 】

  Prosperity without Crime and COVID-19!!

 

 

順天堂大学名誉教授

新渡戸稲造記念センター長 樋野 興夫 氏

 

原田明夫氏の生前に交流があり、この度、原田氏を偲ぶ寄稿をいただきました。

国際社会における日本人のあるべき姿を考えるためにも、是非ご一読下さい。

 

原田明夫元検事総長を偲ぶ

「本物の強さ」〜「欣然たる面貌、快然たる微笑をもて」〜

 


 

【 2.ACPFライブandライブラリー ACPF Live & Library 】

 

 このコーナーは、ACPFの活動紹介、実施した過去の行事、フォーラム内容の再録など、

皆様の参考となる情報の提供を行います。

 

「企業と司法取引」(英訳版)

 

 

大野 恒太郎 氏の講演

元検事総長・(公財)国際民商事法センター理事長・ACPF評議員

 

2020年2月4日、ACPFは、フォーラム第3回として、経営法友会、商事法務研究会、国際民商事法センターと共に

「企業と法務の共催フォーラム」を開催しました。

その講演録は、本メルマガ第2号で紹介しておりますが、このたび、法務省法務総合研究所国際協力部

(ICD:International Cooperation Department)が発行しているICD NEWS英語版(2021年3月)で、

英訳版が公開されました。

次のリンク先の5頁以下です。

 

BUSINESS ENTERPRISES AND “JUDICIAL BARGAINING”

 

日本語のままでは国際的に広報・アピールできないため、国際協力部関係者の協力を得て、英訳版掲載となったものであり、

関係団体の連携と協力の良き例と言えるかと思います。

海外の方へ説明するに際して貴重な資料となるかと思いますので、ご一読下さい。

なお、日本語版は公益財団国際民商事法センター(International Civil and Commercial Law Center: ICCLC)ウェブサイト

にて、講演録が掲載されていますので、改めてご紹介したします。

 

企業と司法取引

会場での上映資料

配布レジュメ

 


 

【3.京都コングレスの感想 Experiences of UN Crime Congress in Kyoto 】

 

 

いつものメールマガジンでは、法律情報等をお届けしていますが、今回は、京都コングレスに

関係された方々から寄せられた6名の方々の感想を、現時点(2021年4月末時点)で、

お届けしたいと存じます。

 

(1)敷田英子さま・安原典子さまからの御礼→こちらをクリック

 

(2)佐藤建弁護士の京都コングレス見聞録

 

(3)白木麗弥弁護士・西美友加弁護士・三浦繁樹弁護士から→こちらをクリック

 

 


 

【4.事務局/支部から: From the Secretariat & Branches

 

このコーナーは、国内外ACPF支部、関係団体等からの情報等を提供するものです。

 

今回は、この欄を利用して、これまで発信してきた京都コングレス情報につき、

関連ウェブサイトをまとめて紹介いたします。

 

 

(1)これまでの京都コングレス発信一覧

 

 

2021.04.21

京都コングレスにご協力くださったACPFの皆様へのご報告と御礼

2021.04.15

コングレスの周辺:京の情景

2021.04.01

京都コングレス最終日 法の支配ピアノコンサートのメッセージ

2021.03.22

(報告)京都コングレス・バーチャル展示の実際

2021.03.08

京都コングレスのバーチャル展示用FAQ

2021.03.01

京都コングレスバーチャル展示について

 

 

 

(2) アジア刑政財団の国内支部

 

 詳細はこちらACPF WEBサイト

 

 

 

 海外協力団体の所在国はこちら

 

 

 


 

【5.コラム&編集後記 Column & Editorial Note】

 

 

第6回 「検疫」の生命力

 

サッカーやバレー、スケート、テニス、ゴルフ、ラグビーなど、スポーツは世界が舞台となる。

かつては、ニュースで異国の地に入る映像を見ると、何の脈絡もなく「検疫」が頭に浮かんだ。・・・・続き全文

 

 

※このメールマガジンについて、内容、分量、体裁など、お気づきの点がありましたら、

info@acpf.org へ是非ご意見、ご感想をお寄せ下さい。